高岡市古城の射水神社は、来年のえと「寅(とら)」にちなみ、境内にある虎と竹が彫られた水鏡をあしらった書き置きの御朱印を作った。来年1月1日から頒布する。
水鏡は旧社務所の茶室で手や口を清めるつくばいとして使われていたが、現社務所に建て替えられてから参集殿そばに置かれていた。2年前に手水舎前に移設後、寅年を初めて迎えることから製作した。
紙全体に虎柄と笹柄のデザインをあしらった2種類を用意。いずれにも水鏡が彫られたはんこを押した。田中天美権禰宜(ごんねぎ)は「新年の飛躍への祈りを込めた。家族や友人と心温まる新年を迎えてほしい」と話した。
来年12月末まで頒布予定。初穂料は1枚500円。