福井県小浜市のブランド養殖魚「小浜よっぱらいサバ」や「若狭まはた」を気軽に味わってもらおうと、同市の第三セクター、まちづくり小浜が運営するレストラン「濱の四季」(同市川崎3丁目)は12月18日から、しゃぶしゃぶメニューの提供を始める。16日、関係者向けに試食会が開かれた。
同市内外海地区で養殖されている小浜よっぱらいサバや若狭まはたは、市内の民宿やホテルを中心に提供が広がりつつあるが、観光客が気軽に食べられる店は少ない。脂の乗りが良くなる冬の時期に、小浜で取れた食材をランチで堪能してもらおうと企画した。
同店で提供される「サバとまはたのしゃぶしゃぶ御膳」は来年3月末までの期間限定メニューで、予約なしで提供する。鍋はサバとマハタをそれぞれ6切れずつと地元産の白菜やユズ、谷田部ねぎなどの野菜。へしこやご飯、締めのそうめんなどランチメニューになっている。
西本一郎店長(68)は「観光客はもちろん地元の人にも、小浜で取れた魚をしゃぶしゃぶで味わってほしい」と話していた。
1食3300円。営業時間は午前11時~午後2時半。水曜定休日。問い合わせは同店=電話0770(53)0141。