氷見市のNPO法人「氷見なごみの会」(橋本正義理事長)は31日、同市窪の「お食事ができる製麺所なごみ」前で、市内で栽培されたソバを使った年越しそばを販売する。
2018年から、同市大野の耕作放棄地でソバの実を栽培。19年からは毎年、パスタで使われるデュラムセモリナ粉をつなぎにした年越しそばを販売している。
今年は、天候の影響で収量が少なかったため、同市出身の実業家、浅野総一郎にスポットを当て地方創生を目指す会社「九転十起」(同市)が市内で栽培するそばの実も使った。粘りのあるもっちりとした食感が特徴だといい、橋本理事長は「多くの人にぜひ味わってもらいたい」と話している。
31日は製麺所なごみの店先にテントを設け、めんとつゆ、ネギ、油揚げの2人前のセットを千円で販売する予定。問い合わせは製麺所なごみ、電話0766(73)7309。