高岡市大町の書家、嶋崎一翠さんの新春書作展が2日、同市の御旅屋セリオで始まり、新春にふさわしい句や言葉をしたためた書を展示している。10日まで。
嶋崎さんは北日本新聞カルチャーパーク高岡(愛称・manabun=まなぶん)の講師。作品展は毎年開き、今回は屏風(びょうぶ)や額など約40点を出品した。
大野林火や大串章の句を詩情豊かに表現した作品が並ぶ。良寛の漢詩を題材にした六曲屏風などもあり、華やかな雰囲気を演出している。北日本新聞社共催。
会期中、嶋崎さんが主宰する一翠書道会の会員小品展(北日本新聞社共催)と、嶋崎さんの娘で書家の嶋崎浩子さんの新春書展(同後援)を併催する。