しなの鉄道は9日、北信越の第三セクター鉄道5社が連携して企画した福袋「北信越Fe(てつ)袋」を上田市のアリオ上田店で販売する。Feは元素記号で鉄のこと。新型コロナ下で楽しんでもらい、収束後の誘客につなげようと昨年始めたところ好評で、今年は数を増やした。
5社の社名がプリントされたトートバッグ、クリアファイルと、各社オリジナルのグッズが入っている。約20種類入った昨年のFe袋と中身が重ならないよう工夫したという。1万5千円相当分を税込み5500円で販売。販売数や日にちは各社で異なり、しなの鉄道は30個を扱う。しなの鉄道の担当者は「北信越のグッズが一度にお得に手に入るチャンス」と話す。
同社が主催するイベント「鉄道フェア2022inアリオ上田」で販売する。他に県内私鉄3社と碓氷峠鉄道文化むら(群馬県安中市)も出店し、グッズを販売する。