今年初めて水揚げされたベニズワイガニ=魚津港

今年初めて水揚げされたベニズワイガニ=魚津港

富山県 黒部・宇奈月・新川 特産

朱色に輝く9000匹 魚津港でベニズワイガニ初競り

北日本新聞(2022年1月8日)

 富山県の魚津港で7日、ベニズワイガニの新年の初競りがあり、鮮やかな朱色に輝く約9千匹が市場に並んだ。昨年末にかけて不漁が続いただけに、約2週間ぶりの競りに浜は活気づき、関係者はシーズン後半の豊漁に期待を寄せた。

 魚津漁協所属のカニかご船3隻が富山湾での漁を終えて帰港し、午前5時ごろからかごに山積みされたカニを陸揚げした。

 水産物荷さばき施設魚津おさかなランドでは、大きく身の詰まった上級品に「極上高志の紅ガニ」などのブランド札が付き、高いもので2匹6千円台で取引された。ざる単位で平均100匹入った加工用は入札が行われ、ランク別に9~2万円台の値が付いた。主に県内の鮮魚店や飲食店、百貨店などに出回る。

 魚津は、世界で主流となった「カニかごなわ漁法」の発祥地で、県内最多の年間約200トンの漁獲量を誇る。旬の冬場を迎えた昨年11月下旬以降は、しけの影響などで水揚げが落ち込み、魚価は従来の2倍近くに高騰した。魚津漁協の浜住博之専務理事は「今後は天候と豊漁に恵まれ、消費者に安定的に食べやすい価格で提供したい」と話した。

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