スカイランタンのイベントについて打ち合わせする都賀田さん(右)=小松市立明寺町のハニベ巌窟院

スカイランタンのイベントについて打ち合わせする都賀田さん(右)=小松市立明寺町のハニベ巌窟院

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ハニベの夜空、明かりで彩る 3月、小松でランタンイベント

北國新聞(2022年1月20日)

 地獄絵巻で知られる小松市立明寺(りゅうみょうじ)町のハニベ巌窟(がんくつ)院は3月27日、同所駐車場で、発光ダイオード(LED)を使った和紙のスカイランタンで夜空を彩るイベントを行う。南加賀でのスカイランタン企画は初めてとなる。明かりが浮かぶ幻想的な光景を楽しんでもらい、人を呼び込み地域活性化につなげる。

 「スカイランタンフェスティバル2022inハニベ」(北國新聞社後援)と銘打ち、当日は午後7時、カウントダウンとともに来場者が手にしたランタンを一斉に放つ。高さ15メートルのハニベ釈迦牟尼(しゃかむに)大仏の仏頭を前に、ランタンが夜空を美しく染める様子はドローン(小型無人機)で撮影する。

 会場では県内外の4チームがダンスやカンフーなどのパフォーマンスを披露し、キッチンカーも出店する。ハニベ巌窟院の洞窟なども散策できる。入場は新型コロナ対策で予約によるチケット制とし、荒天の場合は4月3日に延期する。

 企画したハニベ巌窟院代表の都賀田(つがた)明美さん(58)は、立明寺町と鵜川町、遊泉寺町の隣接3町でつくる鵜遊立(うゆうりつ)地域活性化委員会のメンバーで、今回のイベントを機に3町の知名度を高めたいと意欲を示す。委員会は2017年から毎年11月にハニベ巌窟院など鵜遊立地区で交流イベント「WaiWaiまつり」を開催してきたが、20、21年はコロナで見合わせた。

 都賀田さんは「まつりではない新たな企画で、魅力ある地域を知ってもらい、小松を元気にしたい。夜空を見上げて、ときめきや感動を味わってほしい」と来場を呼び掛けた。

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