ハローキティなど人気キャラクターを手掛ける「サンリオ」の歴史を紹介する展示が、新潟市中央区の県立万代島美術館で行われている。
1960年に山梨の物産品を扱う企業として創業したサンリオが、400以上のキャラクターを生みだし、国内外に「カワイイ文化」を発信してきた歩みを振り返る。
原点となるイチゴ柄の雑貨を紹介するほか、「キキララ」で知られるリトルツインスターズや、うさぎの女の子「マロンクリーム」などのパネルやグッズが並ぶ。ハローキティのぬいぐるみを組み合わせ、米人気歌手のレディー・ガガさんが着用したドレスを再現したほか、新潟会場で初お披露目となる「おさるのもんきち」などのフィギュアも楽しめる。
展示を監修したサンリオの高桑秀樹さん(59)は「サンリオの歴史や考え方を知ってもらえる内容になっている。お気に入りのキャラクターを探しながら楽しんでほしい」と話す。
一般1600円、大学・高校生1300円、中学生以下無料。4月10日まで。