20日は、二十四節気の一つで1年のうち最も寒い日とされる大寒。木曽郡木曽町三岳では「白川の氷柱群」がライトアップされ、いてつく氷が作る幻想的な風景が暗闇に浮かび上がっている。
昨冬は雨にたたられ氷の成長が進まなかったが、今冬は順調に凍結。木曽おんたけ観光局(木曽町)が午後5時半~9時半ごろに照明を当て、幅約250メートル、高さ約50メートルの堂々たる姿で見物人を魅了している。
近くで温泉旅館「けやきの湯」を営む小坂広寿(ひろとし)さん(83)は、これだけの寒さが続くのは久しぶりといい「氷がすごくいい状態。しばらく見ごろが続くと思う」。ライトアップは2月半ばまで続く予定だ。