アイスホッケーの体験会が1月22日、福井県福井市のハピテラスに設置されているアイススケート場「すまいるスケートハピリンク」で開かれた。小学2~6年生男女9人が参加。ミニゲームではシュートを決めようと白熱した攻防を繰り広げ、楽しんだ。
まちなかのにぎわい創出を図ろうと、ハピリンクを開設する福井市の第三セクターまちづくり福井が企画し、今年で3回目。県立大アイスホッケー部員4人が指導した。
児童たちはスティックの持ち方を教わった後、試合で使用するゴム製の円盤「パック」を使ったパスやドリブル、シュートを体験。パスの練習では「スティックを氷上に付けて、すっと押し出すように」などとアドバイスを受けながら、黙々と励んだ。
ミニゲームでは、数人ずつに分かれて対戦。シュートを決めようと必死でパックを追い、勢い余って転倒する児童も。"得点"が決まると、部員らとハイタッチして喜んだ。初めて競技を体験した児童は「スケート教室に通っていたから滑るのは得意。シュートが決まるとすっきりした」と満足げに語った。
指導した部員の学生は「スケーティングができていて教えがいがあった。将来、アイスホッケーはもちろん、氷上スポーツに挑戦してほしい」と話していた。
ハピリンクは2月6日まで開設している。