鯖江市伝統野菜等栽培研究会の農林水産大臣賞受賞を記念し、安く販売されている吉川ナスはまなみその売り場=1月23日、福井県鯖江市桜町3丁目の道の駅西山公園

鯖江市伝統野菜等栽培研究会の農林水産大臣賞受賞を記念し、安く販売されている吉川ナスはまなみその売り場=1月23日、福井県鯖江市桜町3丁目の道の駅西山公園

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伝統野菜吉川ナスではまなみそ 道の駅西山公園で販売

福井新聞(2022年1月26日)

 福井県鯖江市の道の駅西山公園は、市の伝統野菜吉川ナスを使ったオリジナルはまなみそを多くの人に食べてもらいたいと、安価に販売するキャンペーンを行っている。同ナスを生産する市伝統野菜等栽培研究会が、地産地消等優良活動表彰で農林水産大臣賞に輝いたことを記念。400個限定でなくなり次第終了する。

 「吉川ナスはまなみそ」はナスや大豆、シソの実などが入ったおかずみそ。消費拡大策の一環として、2018年に同道の駅の伊藤努駅長が開発した。1個140グラムで、定価は税込み518円だが、今は同410円で販売している。

 ナスを切ったり、塩漬けにしたりといった仕込みは同道の駅で行い、その後は福井市のみそ製造販売業者に委託。甘くて癖のない味わいが特長だという。1月23日には伊藤駅長が「はまなみそは嶺北の冬の伝統食」と店頭でアピール。嶺南から訪れた親子が珍しそうに購入していた。

 同研究会は同道の駅と連携して、はまなみそやハンバーガーなど吉川ナス加工品を展開。地産地消の優れた取り組みだとして、農水大臣賞受賞理由の一つになった。

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