さまざまな種類のそりを紹介するコーナー

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昭和前半の暮らし見て 砺波民具展示室 農家の冬仕事紹介

北日本新聞(2022年2月1日)

 昭和の農家の冬仕事を紹介する季節展示「昔の暮らし 冬の仕事展」が、砺波市頼成の砺波民具展示室で開かれている。雪の上を滑らせて食料品や木材を運んだ「そり」や、わら仕事の道具など約20点が並ぶ。13日まで。

 そりは昭和30年代に自動車が普及するまで使われ、一度に113キロの物資を運ぶことができた。左右2枚の板で滑らせる「木ぞり」のほか、雪深い山間部で丸太を運んだ「手ぞり」や平地で活躍した「馬ぞり」が並び、昔の人の知恵や苦労を伝える。農閑期の副業としていたわら仕事の際に使った「わら打ち機」や「縄ない機」も展示している。

 5日午後2時から、砺波郷土資料館の東出紘明学芸員が展示について解説し、そりの種類や使い方を説明する。

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