天井近くまでそびえる21段のひな壇に、333体のひな人形がずらり。新潟県胎内市夏井のロイヤル胎内パークホテルのロビーに、市民から寄付されたひな飾りが並び、一足早い春の雰囲気を醸し出している。
市観光協会が2015年に始めた恒例行事。昨年まで14段250体ほどを飾り付けていたが、今年は足場を組んで高さ約4・5メートル、21段に増やした。同協会は「家庭で役目を終えたおひなさまが再び輝ける場所を設けた。一体一体顔が違うので、楽しんで見てほしい」とする。
ホテルを訪れた五泉市の主婦(75)は「迫力があって感動する」と見上げていた。
展示は3月6日まで。