小海町豊里の松原湖観光案内所併設の「ギャラリー創」で、「第17回灯(あか)り展」(小海町観光協会主催)が開かれている。寒い時季に松原湖周辺を訪れた観光客に温かな光で和んでもらいたい―と始まった企画。町内の小学生たちが木や和紙で作ったランプなど約50点の作品が、暗くした会場内を柔らかに照らしている。
小学生たちのランプは、木の枝を三角すいの形に組み、赤や青、黄色の草木染を施した和紙を張った。松ぼっくりやドライフラワーで飾り付けている。地元の人が作った陶芸の器のランプやステンドグラスもあり、見に来た子どもたちは「どれもきれい」と楽しそう。近くの鷹野道子さん(72)は「いろいろなアイデアが感じられた。こういう光のある空間はほっとする」と話していた。
27日まで。午前10時~午後5時。水曜定休。問い合わせは案内所(電話0267・93・2005)へ。