北陸新幹線の白山総合車両所隣接地に白山市が整備する見学施設「ビジターセンター」(仮称)について、市は新年度、名称を公募する。全国でも数少ない見学施設に愛着を持ってもらうきっかけにする。
2024年春の開業を目指しており、新年度予算案では同センター整備事業費に18億7687万円を計上し、債務負担行為として12億2750万円を盛り込む。
同センターは4階建てで、JR西日本が運営する鉄道に関する展示施設と、近隣3市1町を発信する観光情報・物販エリア、屋内遊具施設、12メートル横を走る新幹線を眺められる展望室を設ける。総合車両所内の検査庫の見学デッキにも入れる。