かき氷専門店などを運営するウミネコパーラー(金沢市石引1丁目)が市内の高校生3人と連携して新たな商品開発に取り組んでいる。18日は生徒と同店をオンラインでつないだかき氷の試作会が開かれ、旬のイチゴをベースにした商品を仕上げようと生徒と意見交換した。
学生団体「JET」の谷内彪流代表(24)が高校生に地元企業を知ってほしいと今月から始めた「金沢学生ベンチャー教室」の一環で、かき氷の開発が取り組みの第1弾となる。
試作会では、ウミネコパーラー店主の足立秀幸さんが生徒のアイデアを聞きながら、完成品のイメージを提案した。生徒からは「チーズやコショウをまぶしてはどうか」との意見や、氷をイチゴ大福のように包む案も出された。
足立さんは「自由な発想が面白い。意見を取り入れて形にしたい」と話した。完成した商品は25日から5日間限定で販売する。