福井県あわら市の民話の紙芝居をPRする塾長(右)ら=福井県あわら市内

福井県あわら市の民話の紙芝居をPRする塾長(右)ら=福井県あわら市内

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あわら市の民話ゆかりの地を巡るツアー 3月13日、子どもにもわかりやすく

福井新聞(2022年2月25日)

 福井県あわら市内の地域の歴史や文化を伝える活動を繰り広げている市民団体「活芦塾」は3月13日、民話ゆかりの地を巡るツアーを開く。子どもにも分かりやすいように紙芝居を使って紹介し、民話に登場するスポットを散策する。参加者を募っている。

 活芦塾は郷土愛を醸成しようと2000年に発足した。14年には地元の民話をまとめた冊子を刊行し、DVDも作成。市内小中学校や公民館に配布した。

 民話ツアーは、同市や坂井市三国町地域の多彩な体験が楽しめる「うららん」のプログラムとして実施し5回目。毎回、冊子に収録した20編の中から2、3編を紙芝居にして紹介し各地を散策している。

 今回紹介するのは「いたずら地蔵」と「お笹の池」の2編。話の中で登場する地蔵がある八幡(はちまん)神社(菅野)や池のある龍澤寺(りゅうたくじ)(御簾尾)を訪れる。散策の後は、集合場所にもなっているあわら温泉旅館「長谷川」で、ティータイムと入浴を楽しむ。

 塾長は「聞いた民話が伝わり、郷土愛を育むきっかけになれば。ぜひ親子で参加してほしい」と話している。

 料金は大人1500円、小学生以下500円。定員10人。予約、問い合わせは活芦塾事務局=電話090(2831)8098。

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