ご当地プロレス団体「福井プロレスリング」の美浜町大会が2月26日夜、福井県の美浜町総合体育館で開かれた。石川プロレスとの交流試合もあり、戦国武将をモチーフとしたレスラー同士による"合戦"が繰り広げられた。
福井プロレスは県初のプロレス団体として昨年11月に発足。団体代表が同町に移住し定期的にイベントを開くなど、地域活性化に努めている。大会は3回目。
この日はシングルマッチ3試合を4メートル四方のリングで実施。交流試合では「武将対決」と題し、同団体の「義景」と石川プロレスの「利家」が対決した。両者かぶとに似せた覆面を被り、ボディースラムなどダイナミックな技で観客を盛り上げていた。
「若狭バッファロー」と「イヌワシ」の対戦ではユニークな掛け合いで観客を笑わせ、「ご当地おみや選手権」の最終戦では「美浜へしこ」が「HAYASE」を下し頂点に立った。
約30人が試合を楽しんだ。観戦した男児は「ロープの上からジャンプして出す技がかっこ良かった」と話していた。