佐久平の空を熱気球が彩る佐久市の恒例イベント「佐久バルーンフェスティバル」が5月3~5日の開催で30回目を迎える。記念大会の特別企画として人気キャラクターの気球を飛ばし、花火を打ち上げる。市などでつくる主催の組織委員会は高校生以上を対象に、大会を支えるボランティアスタッフを4月8日まで募集している。
バルーンフェスは佐久の晴天率の高さや広々とした佐久平を活用した観光イベントとして1993年に始まった。例年20万~30万人が全国から訪れる。一昨年は回数を刻んだものの新型コロナウイルスの影響で初めて中止。昨年は無観客で開催した。
千曲川スポーツ交流広場(佐久市鳴瀬)をメイン会場に搭乗体験や、バーナーの炎で照らした熱気球と花火が共演する「バルーンイリュージョン」も予定している。熊本県のPRキャラクター「くまモン」などのキャラクターをかたどった気球も登場する。
佐賀県などを会場に全4戦で競う「2022熱気球ホンダグランプリ」を併催。第2戦の佐久会場には全国から30チーム以上が参加予定だ。
組織委事務局は「今年は善光寺御開帳や諏訪大社御柱祭もある。佐久も多くの方を迎え盛り上がることを願っている」。ボランティアは熱気球の立ち上げや観客誘導などを手伝う。申込書は市観光課で受け取るか、市ホームページ(HP)から印刷もできる。詳細はHPに掲載。問い合わせは同事務局(電話0267・62・3285)へ。