安曇野ちひろ美術館(北安曇郡松川村)は28日、1日に始める企画展「わたしたちは集い、歌い、踊る」の内覧会を開いた。新型コロナウイルス感染拡大で制約される、人と会って共に楽しむことの喜びを再認識してほしい―と立体作品などでにぎやかな空間を演出した=写真。
同館が所蔵する絵本作家の作品から祭り、パレード、楽器演奏などが描かれた約80点を選んだ。荒井良二さんが安曇野で構想した塔の作品はカラフルで、旗や動物の置物も飾られ、楽しげだ。
作家が曲を聴いてイメージを込めた作品もあり、同館は「声や音楽が聞こえてきそうです」。5月29日まで。