松本市奈川のそば店4店が6日まで、郷土料理「とうじそば」にキジ肉を入れて提供している。キジの骨でだしを取った温かいつゆでそばを湯がき、キジの肉と一緒に食べる。この時季にしか味わえないとPRしている。
同地区では冬のタンパク源としてキジを食べる伝統があり、5年ほど前から冬季限定で提供。キジ肉と野菜、キノコが入ったつゆでそばを湯がくと、キジの油分がそばに絡んでこくのある味わいに。「ちゅうじ食堂」店主の百瀬建容さん(73)は「特につゆがおいしい」と話している。
問い合わせは地元住民でつくる「ふるさと奈川」(電話0263・79・2125)へ。