約1000体を並べたひな人形展=福井県大野市の道の駅「越前おおの 荒島の郷」

約1000体を並べたひな人形展=福井県大野市の道の駅「越前おおの 荒島の郷」

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ひな人形1000体、大野市の道の駅「越前おおの荒島の郷」で展示 「御殿びな」も

福井新聞(2022年3月2日)

 約千体のひな人形を並べた「春を彩る越前おおのひな祭り」が福井県大野市の道の駅「越前おおの荒島の郷」で開かれている。約100体を一堂に並べた5段飾りや、壁に設置した棚に内裏びなや官女、キャラクターびななどを展示、会場はきらびやかなムードに包まれている。3月6日まで。

 家庭で不要になり市内の玩具店に持ち込まれた人形を同祭り実行委が展示している。今回で11回目。

 会場の文化伝承室には大正から令和にかけて作られた人形が並び、圧巻の雰囲気。幅5・4メートル、高さ2・1メートルの5段のひな壇には約100体と、屋敷の中に人形を飾った「御殿びな」を展示。壁面いっぱいに設置した約80個の棚には、それぞれに官女や五人ばやし、動物をモチーフにしたキャラクターびななどを納め、披露している。

 ひな人形は制作された時代によって顔の表情や着物の色合いが異なっており、訪れた人たちは一体ずつ見比べながら観賞していた。

 例年は市街地に複数の会場を設け展示しているが、今年は新型コロナウイルスの影響で同道の駅のみで開催している。

 入場料100円(小学生以下無料)。午前10時~午後4時。

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