あいの風とやま鉄道が12日に導入しCO2排出量ゼロで運行する新造車両

あいの風とやま鉄道が12日に導入しCO2排出量ゼロで運行する新造車両

富山県 鉄道

100%水力電気で運行 あいの風鉄道、12日から新造車両導入

北日本新聞(2022年3月3日)

 あいの風とやま鉄道は2日、12日のダイヤ改正から、521系の新造車両を導入すると発表した。北陸電力と県が創設した水力100%の電気料金メニュー「とやま水の郷でんき」でこの車両の電力を賄う。

 とやま水の郷でんきは、県営水力発電所の電力を活用したメニューで、県内企業が対象。このメニューを導入することで、富山地鉄は新造車両に伴う二酸化炭素排出量を減らし、温暖化防止や持続可能な社会への貢献を目指す。

 車両は2両編成で定員は約250人。88席と補助席20席のほか、車いす利用者に対応した洋式トイレなどを備える。

 ダイヤ改正の12日には、富山-東富山駅間に新設した「新富山口駅」が開業。この日に同駅で行う記念式典で、新造車両をお披露目する。

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