方丈記や和泉式部日記、柳原白蓮の作品などをテーマにした中村暢子さんの書展=弥彦村弥彦

方丈記や和泉式部日記、柳原白蓮の作品などをテーマにした中村暢子さんの書展=弥彦村弥彦

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中村暢子書展 [「刹那」-時を創る-] 弥彦の丘美術館

新潟日報(2022年3月4日)

 新潟県三条市の書家、中村暢子さん(53)の書展が、弥彦村の弥彦の丘美術館で開かれている。今展のために書いた大作や日展の入選作など、仮名文字を中心とした13作品を展示している。

 同村や教育委員会、同美術館の主催。『「刹那(せつな)」-時を創る-』と題し、一瞬で書かれた文字の線を無数に走らせることで、作品の世界に流れる時間を表現しようと試みている。

 「流れに...」と題した作品は、方丈記をテーマにした幅12メートル、縦1・6メートルの大作。昨年、中村さんが同美術館に通って仕上げたもので、「行く川の流れは絶えずして-」から始まる文章が、壁一面を埋め尽くす迫力ある作品となった。

 2020年、21年の日展入選作品で、いずれも和泉式部日記を出典とした「凛烈」「漣-さざなみ-」をはじめ、歌人の柳原白蓮や中城ふみ子、俳人の鈴木しづ子ら女性の作品を数多く取り上げた。中村さんは「女性が声を上げられない時代に自分を貫いた人たちの作品。強さやはかなさなど、詩から受けた印象を書として表現した」と振り返った。

 3月21日までの午前9時〜午後4時半。高校生以上300円、小中学生150円。問い合わせは同美術館、0256(94)4875。

詳細情報

リンク
弥彦の丘美術館 |弥彦村 Yahiko village https://www.vill.yahiko.niigata.jp/exhibition/exhibition_museum/
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