「第３４回美浜・五木ひろしふるさとマラソン」（福井県美浜町、同町教委、同町体協主催、福井新聞社共催）が５月８日、同町丹生の特設会場や町エネルギー環境教育体験施設きいぱすを発着点に開かれる。開催は３年ぶりで、新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小して行う。同町出身で名誉町民の歌手、五木ひろしさんは参加できないが、当日はビデオメッセージでランナーにエールを送る予定という。３月２１日まで申し込みを受け付けている。

　イベントは地域活性化の一環として町が構想を描き、五木さんが呼応する形で実現した。風光明媚な若狭湾国定公園の海岸線を舞台に１９８９年から毎年実施。２０２０年からは新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止が続いていた。

　今回は、マラソン３部門と、ウオーキングの部で行う。マラソンは１０、５、３キロがあり、１４種目で健脚を競う。募集人数は例年の３分の１程度に絞り、１０キロ３５０人、５キロ３５０人、３キロ１５０人。ウオーキングの部は１５０人を募り、例年とは異なる丹生大橋などを歩く３キロの道のりを楽しんでもらう。いずれも県内在住の高校生以上が対象。ゲストランナーやゲストウオーカーは呼ばない。

　マラソンは各種目１～３位に町産の米などを贈呈。参加者全員に記念Ｔシャツのプレゼントがある。

　マラソンの部の参加料は一般３千円、高校生千円。ウオーキングの部は一般１５００円、高校生５００円。申し込みはインターネットサイト「ＲＵＮＮＥＴ（ランネット）」から。問い合わせは同マラソン実行委事務局＝電話０７７０（３２）６７０９。