3Dプリンターで作った作品を並べる川端さん

3Dプリンターで作った作品を並べる川端さん

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リアル!伏木曳山の山車模型 3D技術生かし祭りPR

北日本新聞(2022年3月8日)

 高岡市の伏木曳山(ひきやま)祭で巡行する山車(やま)のミニチュア模型を趣味で作る同市伏木本町の会社員、川端将大さん(24)は新たに、3Dプリンターを使った模型制作に取り組んでいる。手作業に比べ制作時間を短縮でき、複雑な形状でも誤差が小さいなどのメリットがある。3D技術を生かして新たに曳山グッズを作るつもりで、「作品の幅を広げ、祭りをPRしたい」と話す。

 川端さんは幼い頃からミニチュア模型制作が好きで、大学1年から本格的に取り組み始めた。主に地元で開かれる伏木曳山祭の山車を約50分の1サイズにした模型を手掛け、これまで約30点を作った。

 昨年3月に大学を卒業し、市内の会社に就職。仕事と模型制作を両立させるため、学生時代の同年1月から3Dプリンターを取り入れて制作する形に変えた。印刷まで自動で進めることができ、手作業の工程が模型1個あたり70時間短縮できるという。

 パーツが多い山車のミニチュア模型では、小さな誤差が仕上がりに大きく影響する。3Dプリンターを使えば寸法のずれは手作業に比べ20分の1ほどに抑えられ、全体のバランスが良くなったという。

 山車以外の作品作りにも意欲を見せる。第1弾として、山車の最上部に飾る標識(だし)を先端にあしらった耳かきを作る予定だ。制作依頼も受けており、問い合わせはインスタグラム(miniyama_factory)のDMで受け付けている。

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