北陸新幹線は１４日、金沢開業７年を迎える。コロナ禍で落ち込んだ利用者数は回復傾向にあり、２０２４年春の敦賀開業を控え、延伸工事が着々と進む。ダイヤ改正された１２日も、１日２０本から１６本に初の減便となった「かがやき」を観光客らが利用した。

　ＪＲ西日本によると、今年度の月別利用者数は「Ｇｏ　Ｔｏ　トラベル」の反動減があった昨年９、１０月を除き前年度を上回った。昨年４月は前年同月比約３・８倍、今年１月は約２・１倍、２月は約１・３倍となった。

　　●１３日、金沢２０度超

　１２日の石川県内は高気圧に覆われて晴れた。最高気温は金沢１６・７度、輪島１３・５度と４月上旬から中旬並みで、１７・６度の加賀菅谷など５地点で今年最高を記録した。１３日の予想最高気温は金沢２１度、輪島１８度と平年を大きく上回る。