富山県滑川市中川原のほたるいかミュージアムは１９日、今季の「ほたるいか発光ショー」を始めた。観光客らが暗くした館内で、ホタルイカの神秘的な光に歓声を上げた。５月末まで。

　ライブシアターの特殊水槽に滑川沖で取れたホタルイカを放った。照明を落としてスタッフが刺激を与えると、青白い光が浮かび上がった。奈良県から友人３人と訪れた小室龍右さん（２１）は「きれいで鮮やかだった。思っていたより光っていて驚いた」と話した。

　ショーは１時間に２回程度行う。新型コロナウイルス感染防止のため、１回３５人まで。

　館内では、ホタルイカの生態や漁などを紹介する映像を上映するほか、生きたホタルイカを手で触ることができる「タッチプール」も設置されている。