田中達也さんが作り出すミニチュアアートの世界が広がる「ミニチュアライフ展2」(新潟日報社など主催)が、新潟市秋葉区の市新津美術館で開かれている。
田中さんは身の回りの物を基にミニチュアアートを創造する「見立て作家」。日用品と1・5センチ前後のジオラマ用人形を使った作品を制作し、2011年からネット上で毎日発表している。NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のオープニング映像でも使われた。
会場には写真作品約120点と、実物約50点を展示。新潟限定の作品「練習の"製菓"」は、楕円(だえん)のかごをデンカビッグスワンスタジアムに、柿の種とピーナツを軌道を描いてゴールに向かうボールに見立てた。昨季J2アルビレックス新潟を引退した同姓同名の田中達也さんとの対談経験が制作の元になったとし、「モチーフも見立ても現時点で最高の新潟作品」とした。
5月15日まで。月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)だが、4月18日と5月2日は開館。一般1200円、大学・高校生900円、中学生以下無料。