富山市の松川遊覧船の発船式が23日、富山城址公園の松川茶屋で行われ、今シーズンの運航がスタートした。市内の園児らが試乗し、緑色のつぼみを付けた桜の下、船からの景色を楽しんだ。
運航する富山観光遊覧船の中村孝一社長が「水の都富山の歴史と文化を今後も国内外に発信していきたい」とあいさつ。富山市雲雀ケ丘保育所(同市鹿島町)の年中児20人や出席者が約30分間、2・4キロのクルーズを楽しんだ。
前川珠緒ちゃん(5)は「船に乗るのは初めてで楽しかった。また乗りたい」と笑顔を見せた。
新型コロナウイルス感染防止のため、定員を40人から30人程度に抑える。天候次第で運航を中止する場合がある。松川遊覧船のツイッターで運航状況を確認できる。問い合わせは富山観光遊覧船、電話076(425)8440。