福井県坂井市の「丸岡城桜まつり」(福井新聞社後援)が3月26日に開幕する。ぼんぼり300基が古城を美しく包み、天守のプロジェクションマッピングの幻想的な光とともに花見シーズンを彩る。
霞ケ城公園のソメイヨシノは日本さくら名所100選に認定されている。26日夜に点灯式があり、4月20日までの期間中は午後10時までライトアップされる。
4月2、3の両日、メインイベントの城下市が開かれる。飲食店やケータリングカー約15店が出店し、霞ケ城公園でクラフトマーケットが開かれる。新型コロナ対策で入場の際には検温や消毒を行う。
2日夜は昨年に続き、スカイランタンを飛ばす。平章小グラウンドで午後7時、同8時の2部制。1基5千円(城下市で使える500円券含む)。桜まつりホームページから申し込む。
丸岡城のプロジェクションマッピングは第3弾「平和の祈り篇」が26日から始まり、復興の象徴であるフェニックス(不死鳥)をキャラクターに演出する。期間中は午後7時~同9時の30分ごとに上映。20日以降も上映する。一筆啓上賞をモチーフにした160基の行灯を城山にともすほか、手持ち提灯の貸し出しがあり、夜桜を堪能できる。