輪島ふぐの新メニューを紹介する金沢学院大の学生=輪島市ふれあい健康センター

輪島ふぐの新メニューを紹介する金沢学院大の学生=輪島市ふれあい健康センター

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輪島ふぐ新メニュー、グリーンカレーや中華まん 金沢学院大生が考案

北國新聞(2022年3月26日)

  ●家庭で手軽に

 輪島市産の天然フグ「輪島ふぐ」の活用拡大に向け、金沢学院大栄養学科3年生の6人が新メニュー20品を考案した。市ふれあい健康センターで25日、報告会が開かれ、グリーンカレーや中華まんなどを飲食店主や朝市組合員ら地元関係者が試食し、輪島ふぐの消費拡大や家庭での普及に期待した。

 報告会では20品のうち、つくだ煮やピザ、カツ丼など7品が用意され、味わった関係者からは「こんな食べ方もいいね」「お土産に活用できそう」などの声が聞かれた。

 オリジナル料理はレシピ集にまとめ、一口アドバイスや栄養価、こうじにつけ込んで蒸すなどの下処理方法も紹介している。今後、市ホームページに掲載する。濱出りこさん(21)は「家庭でも手軽に作れるように工夫した」と話した。

 金沢学院大と市は包括連携協定を結んでおり、昨年度から管理栄養士を目指す3年生が飯田範子教授の助言を受け、メニュー開発などを進めてきた。

  ●朝市にハンバーガー

 金沢学院大生が考案した輪島ふぐのハンバーガーが26日、輪島朝市で販売される。「フグカツバーガー」と「フグ照り焼きバーガー」で、各100個用意し、学生が店頭で観光客に魅力をアピールする。

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