県と富山市が共同運営するクルーズ船「富岩水上ライン」が２７日、今シーズンの運航を始め、乗船客が運河クルーズを楽しんだ。運航は１１月２３日まで。

　市内の富岩運河環水公園内にある乗船場前で開始式があり、助野吉昭県地方創生局長があいさつ。川島国県議会地方創生産業委員長や成田光雄市議会副議長らを加えテープカットした。

　「ｋａｎｓｕｉ（かんすい）」が第１便として出航。式の出席者ら関係者が乗り込み、園内を周遊しながら景色を満喫した。

　新型コロナウイルスの感染拡大防止のため昨年に引き続き、乗船定員を約半数に減らし、利用者にはスマートフォン用接触確認アプリ「ＣＯＣＯＡ（ココア）」のインストールに協力してもらう。当初、２６日の運航開始を予定していたが、強風のため延期した。