日常の風景をミニチュアで再現するアーティスト、Mozu(モズ)さんの作品展「Mozu アートワーク-ちいさなひみつのせかい-」が、新潟市中央区の県立自然科学館で開かれている。散らかった部屋や駅の改札などを再現したミニチュア作品が、訪れた人を楽しませている。
同館などでつくる実行委員会が主催。Mozuさんは東京を拠点にコマ撮りアニメ、ジオラマ、目の錯覚を利用したイラストの3分野で創作を続け、昨年は有望な若手クリエイターに贈られる国際的な賞を受賞するなど国内外で活躍している。
会場には、扉に見立てたコンセントの先に冷蔵庫や椅子が置かれた部屋を再現したミニチュアや、虹などが飛び出して見えるよう描かれたイラストなど約60点が並んでいる。
Mozuさんは「想像力を働かせて、わくわくするような作品を作った。間近で見て、ミニチュアの面白さを感じてほしい」と話した。
5月8日まで。午前9時半〜午後4時半(土日祝日は午後5時まで)。4月12、19、26日は休館。