一乗谷朝倉氏遺跡周辺を巡る広域周遊バス「騎馬武者号」

一乗谷朝倉氏遺跡周辺を巡る広域周遊バス「騎馬武者号」

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一乗谷朝倉氏遺跡に新周遊バス 4月2日から無料運行

福井新聞(2022年3月30日)

 一乗谷朝倉氏遺跡活用推進協議会は4月2日から、福井県福井市の朝倉氏遺跡周辺を巡る無料の広域周遊バスを運行する。車体には戦国時代をほうふつとさせる勇壮な騎馬武者が描かれ、中世遺跡の観光促進に一役買う。

 県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館の10月開館に合わせ、現在運行している9人乗りのジャンボタクシーを定員24人の中型バスに切り替え、ルートも拡大する。名称は「騎馬武者号」。5代朝倉義景時代の朝倉軍の旗色だったという藤色に染めた車体には、弓を手にした武者のシルエットや朝倉氏の家紋「三つ盛り木瓜(もっこう)」が描かれている。

 道の駅「一乗谷あさくら水の駅」を起点に、新博物館や戦国時代に一乗谷の出入り口だった下城戸、復原町並、東郷地区、明智光秀ゆかりの明智神社など8カ所を巡るコース。1日に7便走らせる。

 3月26日にお披露目式があり、推進協議会の山田義彦会長や杉本達治知事、地元一乗小の児童らが祝った。

 10月からは新博物館と復原町並の間をピストン輸送する無料バスの運行も始める。

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