福井県坂井市丸岡町竹田地区の春を彩る「竹田の里 しだれ桜まつり」が開幕し、ライトアップ点灯式が4月2日夕、たけくらべ広場で行われた。竹田川沿いの約100本のしだれ桜はつぼみの状態だが、幻想的な雰囲気を演出している。
式で竹田の里づくり協議会の会長は「しだれ桜は地区内に750本あり、満開が楽しみ」とあいさつ。坂本憲男市長ら関係者がボタンを押すと、しだれ桜やソメイヨシノの木々が光の中に浮かび上がった。ライトアップは午後6時半~同9時半。23日まで。
協議会によると、しだれ桜は開花が遅れており、「天候によるが中旬ごろに見ごろを迎えるのでは」としている。まつり期間の9日ごろから地元住民らが食のブースを設け、竹田名物の山菜おこわや草もち、桜ずしなどがテークアウトで味わえる。恒例のクラフトフェアは今年も中止。