山車の前で、輪島まだらを斉唱する御当組の会員=輪島市河井町の重蔵神社

山車の前で、輪島まだらを斉唱する御当組の会員=輪島市河井町の重蔵神社

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桜飾りの山車お目見え 重蔵神社 石川県輪島・曳山祭2日目

北國新聞(2022年4月6日)

 輪島市の曳山祭(ひきやまさい)は2日目の5日、同市河井町の重蔵神社境内で、桜の花飾りが施された山車(だし)がお目見えし、住民は春の訪れを感じながら地域の平穏を祈った。6日の山車巡行は新型コロナ感染防止のため、中止とする。

 祭礼に奉仕する御当(おとう)組「令和酉戌会(ゆうじゅつかい)」の会員10人が組み立てた山車の前で清祓(きよはらい)式が営まれ、能門(のと)亜由子禰宜が祝詞を奏上し、米村隼也会長(40)が玉串をささげた。神事の後、木遣り唄や祝い唄の「伊勢音頭」、「輪島まだら」を順に斉唱した。米村会長は「山車の巡行はできず残念だが、展示で春を感じてもらえればうれしい」と話した。

 夜には神社拝殿で春の訪れを喜ぶ「神主舞(かんぬしまい)」が奉納された。最終日の6日は御当組による神輿巡行が行われる。鳳至町の住吉神社では5日、神事「御神体迎え」が営まれた。

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