著名な建築家・隈研吾さんが設計した新潟県長岡市のアオーレ長岡や東京都の新国立競技場の模型作品展がアオーレで開かれている。木を取り入れることをはじめ、隈さんの特徴が分かる11点を紹介している。
アオーレ開業10年を記念したイベントの一環で、市とNPO法人ながおか未来創造ネットワークが主催した。
50分の1の大きさのアオーレ長岡、600分の1の国立競技場といった模型が並ぶ。解説するパネルも展示し、東京都港区の高輪ゲートウェイ駅、トルコの美術館などの壁や天井に木を使ったぬくもりのあるデザインが分かる。
市内の男性(77)は「精密さが感じられ、見応えがある」と話していた。
展示は17日まで。10日午後1時からは、隈さんの講演会「アフターコロナの建築とまちづくり」が開かれる。磯田達伸市長とも対談する。当日先着千人。市公式ユーチューブでもライブ配信する。
9、10日の両日はナカドマで、飲食物や花、本などを販売するマーケットを開催する。
いずれのイベントも入場無料。問い合わせはながおか未来創造ネットワーク、0258(39)2500。