満開になった千曲川堤防の「桜づつみ」=13日午後3時32分、長野市大町(〓(季の子が人)弘樹撮影)

満開になった千曲川堤防の「桜づつみ」=13日午後3時32分、長野市大町(〓(季の子が人)弘樹撮影)

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「リンゴ仕事を」長沼に告げる満開 長野の被災地3度目の春

信濃毎日新聞(2022年4月14日)

 2019年10月の台風19号で被災した長野市長沼地区の千曲川堤防にある「桜づつみ」の桜並木が満開になった。決壊から2年半となった13日、工事車両が行き交う中、住民らが写真を撮ったり見上げながら散策したりしていた。

 堤防工事のため長沼体育館の裏に移植中の桜も花を咲かせ、被災地の3度目の春を彩っている。近くの農業、落合ひろみさん(57)は「孫たちとよく散歩する。堤防の桜が咲くと、そろそろリンゴの仕事が始まるんだなという気持ちになる」と笑った。

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