30回目の佐久バルーンフェスティバル(5月3~5日)に向け、人気漫画「北斗の拳」の主人公「ケンシロウ」などをデザインした熱気球の写真パネルが14日、道の駅「ヘルシーテラス佐久南」(佐久市)に置かれた。JR佐久平駅には同じく登場人物の「ラオウ」、市役所には同「トキ」がパネルで登場、観光客らを出迎える。
北斗の拳は、佐久市出身の武論尊(本名・岡村善行)さん原作。ヘルシーテラス副駅長の荻原(おぎはら)竜二さん(46)が「佐久でもっと北斗の拳を感じてもらえるように、パネルを作りたい」とレーザー加工のタク技研(佐久市)に相談。同社は「武論尊100時間漫画塾」運営委員会や市観光協会と協力してパネル3枚を作り、12日に市に贈った。いずれも縦195センチ、横90センチで、過去のバルーンフェスで実際に浮かんだ熱気球の写真を使った。
タク技研社長の茂原睦男さん(56)と荻原さんはパネルを眺め、納得の表情。フェス期間中は主会場の千曲川スポーツ交流広場に置く。