スクリーン内の財務局職員らと一緒に、CHOUROKU踊りを披露する魚津祭組メンバー

スクリーン内の財務局職員らと一緒に、CHOUROKU踊りを披露する魚津祭組メンバー

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3年ぶり開催へオンライン交流 来月CHOUROKUまつり

北日本新聞(2022年4月18日)

 5月に魚津駅前通りで開く「第10回よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり」を前に、実行委員会「魚津祭組」は16日夜、魚津市内でオンライン交流会を開いた。新型コロナウイルス感染拡大で出場を辞退した関東財務局など県外チームが参加し、3年ぶりの開催と成功を願った。

 まつりでは、幅広い世代が扇子を操る魚津せり込み蝶六踊りを現代風にアレンジしたダンスを披露する。2020、21年はコロナ禍で取りやめた。

 関東財務局職員らは「スーパー公務員若尾会」として17年から出場し、19年には北陸財務局も加わった。この2年間は練習が制限され、今年の出場を断念。それでもまつりを後押ししたいと、今回の交流会を実行委に持ち掛け実現した。

 この日は魚津祭組10人が基本踊りを披露し、オンラインで集まった財務局職員ら6人もスクリーン内で扇子を振った。若尾会の若尾仁さん(57)=さいたま市=は「閉塞(へいそく)感を打開し、魚津から地域を元気にしてほしい」とエールを送った。

 魚津祭組の小林正伸実行委員長(47)は「市外からの応援は心強く感じた」と応え、節目のまつりの成功へ意気込みを新たにした。

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