オープン直後から大勢の買い物客でにぎわう農林水産物直売所

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道の駅「KOKOくろべ」開業 県内16駅目

北日本新聞(2022年4月23日)

 黒部市と国土交通省が同市堀切の国道8号沿いで整備を進めてきた道の駅「KOKOくろべ」が22日オープンした。ドライバーの休憩の場となるだけでなく、黒部の魅力を発信し、新たなにぎわいの拠点になることが期待されている。県内では2018年開設の「雨晴」に続き16駅目になる。

 「道の駅の日」である22日に合わせて開業した。午後3時から開駅式があり、国や県、市など関係者90人が出席。大野久芳市長が「市内外から多くの人に来てもらい、交流人口の拡大につなげ、地域活性化を図りたい」とあいさつ。新田八朗知事や岡村次郎北陸地方整備局長らが加わり、テープカットした。

 午後5時にオープンすると、開業を待ちわびた大勢の人が次々に来場。地元の新鮮野菜を取りそろえた農林水産物直売所や、5店舗が入るフードコート、ふわふわドームや築山展望台のある屋外スペースなどで、楽しい時間を過ごした。

 国道8号沿いにはこれまで、「カモンパーク新湊」(射水市)から「越後市振の関」(新潟県糸魚川市)までの70キロの間に道の駅がなく、黒部市と国が、計画策定期間などを含め7年かけて整備した。総事業費は33億円で敷地面積は2万1891平方メートル。224台分の駐車場やトイレ、情報提供・休憩施設、観光案内所なども備える。

 新たな特産品を生み出す6次産業化の拠点も目指していることから、地域活性化の優れた企画があるとして、県内で唯一「重点道の駅」に選定されている。災害時には一時避難場所や避難支援活動の場にもなる。

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