富山県砺波市農業公社のチューリップファン倶楽部による「フラワー体験ツアー」が23、24の両日、市内で行われた。コロナ禍で3年ぶりの開催となり、東京や大阪、茨城など5都府県の15人が花の魅力を満喫した。
24日は同市林地区のシバザクラを見学した後、高波地区でチューリップの花摘みを体験。水越久男高波地区球根組合長から説明を受け、1・3ヘクタールのほ場で黄や赤、ピンクの花を摘んだ。県園芸研究所では最新の栽培技術に理解を深めた。
23日は開催中のチューリップフェア(北日本新聞社後援)や散居村展望台などを見学し、夢の平コスモス荘で宿泊した。
倶楽部は市内の農業団体などでつくる「アグリTONAMI21」が2006年に設立。会員になると、球根や切り花の送付、ツアー参加などの特典がある。