南砺市の福野夜高祭は最終日の2日、福野地域中心部で開かれ、若連中が大中小の夜高行燈(あんどん)20基を優美に練り回し、地元住民を魅了した。
7町の行燈は1日に続いて福野(上町)の通称「銀行四ツ角」を出発し、各町を回った。高さ約6・5メートルの大行燈の最上部にそれぞれ高御座(たかみくら)(上町)、屋形船(七津屋)、神輿(みこし)(新町)、御所車(浦町)、宝船(辰巳町)、大黒(横町)、花車(御蔵町)がかたどられている。
若連中や子どもが夜高節を歌いながら行燈を引き、町中を盛り上げた。
3日は福野神明社春季例祭最終日に合わせた曳山巡行(北日本新聞社共催)が行われ、氏子が4基の曳山を引き回す。