卵やもち米などを販売した若穂青空市。観光客や住民が買い求めた

卵やもち米などを販売した若穂青空市。観光客や住民が買い求めた

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善光寺御開帳 長野市若穂 シャトルバス乗り場で青空市 地区住民自治協、特産品販売

信濃毎日新聞(2022年5月5日)

 長野市の若穂地区住民自治協議会は、善光寺御開帳期間中の土、日曜を中心に、地区内の長野電鉄屋代線綿内駅跡地のバスロータリーで、地元特産品を販売する「若穂青空市」を開いている。善光寺へ向かう観光客が自家用車からシャトルバスに乗り換える「パークアンドライド」の会場になっており、遠方から来た観光客に若穂の魅力をPRする狙い。4日も観光客に加え地元住民が買い物を楽しんだ。

 おやきや鶏の卵、コメ、鹿革のクラフト作品、小豆の菓子、サンドイッチといった品々をロータリー脇のテント下で販売。若穂地区の食品加工業者や農家、飲食店など15軒ほどのうち、日替わりで5軒前後が出店している。2019年の台風19号災害で水没した若穂地区の千曲川河川敷で採れた大豆で作る「ふっこう豆腐」も並ぶ。

 この日は約20分間隔でシャトルバスが運行。須坂市幸高の実家に家族4人で帰省し、母も交えて善光寺を参拝した富山市の会社員佐藤健一さん(45)はおやきを購入した。「せっかく長野に来たからおやきを買おうと家族でちょうど話していた。回向(えこう)柱にも触ることができ、良い思い出になった」と話した。

 今後はこどもの日の5日と、6月26日までの土、日曜の正午~午後4時に開く。

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