当日出展予定の車とバイクを紹介する田中一夫さん

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1929年フォードやハコスカ... 15日に名車集合

北日本新聞(2022年5月10日)

 国内外の往年の名車が集まるイベント「クラシックカーの世界」が15日、高岡市佐野の高岡おとぎの森公園で開かれる。市内の車愛好者の発案で半年余りかけて準備を進め、約30年以上前に製造された車とバイクが展示される。関係者によると、イベントとして市内に約50台ものクラシックカーが集まるのは珍しく、ファンの注目を集めそうだ。

 高岡おとぎの森公園の吉崎正人所長が「公園を楽しく使ってもらい、高岡を元気にしたい」と企画を考えていたところ、公園をよく訪れる田中久直さん(72)=高岡市木津、自営業=が「古い車を集めて楽しんでもらえばどうか」と提案。初めて実施することを決めた。

 2月中旬に公園のホームページなどで告知し、当初は40台限定で出展を募ったところ、わずか10日ほどで予定枠を超えた。展示スペースを踏まえ50台で締め切った。参加者は県内や近隣県からが多いという。

 田中さんの長男で市内で自動車販売店を営む一夫さん(46)は1991年の「ベック550スパイダー」を展示する。当日出展される中には1929年の「フォード」や1970年の「ハコスカ(日産スカイライン)」など、貴重な数々の車が集合するという。

 クラシックカーの展示だけではなく、90年代半ばに100台限定で作られた「トヨタクラシック」に乗車体験もできる。田中さん親子は「世代を問わずワクワクできるイベントになるだろう」と開催当日を心待ちにしている。一般の見学は無料。

 15日はミニカー、鉄道模型などの展示や、忍者をテーマに高岡を盛り上げようと活動する「高岡忍者」主催のフリーマーケットも開かれる。

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