電鉄黒部駅の待合室で作品を持つ中平代表

電鉄黒部駅の待合室で作品を持つ中平代表

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古里走る電車捉える 黒部・NPO企画 駅待合室で写真展

北日本新聞(2022年5月11日)

 黒部市内を走る電車を撮影した写真が、富山地方鉄道電鉄黒部駅の待合室に展示されている。県内の魅力をデザイン化した「富山もよう」のラッピング車両などを捉えた作品がそろい、駅利用者の目を引いている。今月末まで。

 「楽駅停車の旅」と題して、公共交通の利用促進イベントを毎年開いている「NPO法人黒部まちづくり協議会 黒部ワンコイン・プロジェクト」が企画。アマチュア写真家でつくる同協議会「おらがふるさと写真展ワークショップ」のメンバーが出品した。

 2~3月に撮った計10点が並ぶ。夕空の下を走行する車両や、北アルプスを背景に橋を渡るニューレッドアロー号、雪原を進む「富山もよう」のラッピング電車を紹介している。

 同ワークショップは「黒部の宝」と言えるような景色を撮影してきた。中平一郎代表(72)は「黒部で特徴的な車両が走行していることを伝えたい。今後は撮り鉄と呼ばれる鉄道ファンと連携した企画もできるといい」と話している。

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