福井県池田町の町花シャクナゲが開花時季を迎え、同町土合皿尾のかずら橋隣の水車広場で見ごろを迎えている。赤やピンク、白のかれんな花が新緑まぶしい風景に彩りを添えている。
シャクナゲは、広場に面するそば道場「そばの郷池田屋」が開業した1990年に町が植栽した。池田屋からも望める池を囲むように約110株が植えられている。5月10日はかずら橋を訪れた県外客らが立ち寄り、色彩のコントラストを楽しんでいた。
かずら橋を管理する一般財団法人「池田屋」の田中さんによると、大型連休後半から咲き始めており、現在は全体の半分程度が開花。見ごろは5月中旬まで続くという。