長野市西鶴賀町の昔ながらの繁華街を探訪する「まち歩き鶴さんぽ」が14日、開かれた。約20人がレトロな雰囲気の商店や飲食店が立ち並ぶ街並みを堪能した。
長野青年会議所(JC)が主催する企画の一環で、住民らが歴史や見どころを紹介。参加者は生活感漂う裏路地を歩いたり、昔の写真と現在を見比べたりして変わらない街のたたずまいに触れた。
空き店舗を飲食店にする計画の紹介もあり、同市鬼無里小学校6年の羽田大志君(11)は「昔の建物で新しいことを始めるなんてすごい」。かつて同僚と訪れたという父稔さん(52)は「また夜に来てみたい」としみじみ。