境内の東側入り口に設置された赤色の岩石

境内の東側入り口に設置された赤色の岩石

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寺に魔除け目印 赤色の岩石

北日本新聞(2022年5月24日)

 富山県射水市立町(新湊)の大楽寺(田村晴彦住職)は、境内東側入り口に魔除(よ)けの意味を持つ赤色の岩石を設置した。参拝者に目印にしてもらうとともに、新型コロナ終息や世界平和への願いを託す。23日の開眼法要でお披露目した。

 岩石は高さ1・8メートル、横2メートル、幅1・5メートル、重さ約8トン。田村住職が昨年9月に北海道で見つけ、今月17日に取り付けた。

 仏教の「七宝」の一つである瑪瑙(めのう)の天然石で、極楽浄土を表していることから、寺で祭る不動明王の垂迹(すいじゃく)として置いた。

 約30年前に寺周辺で都市再開発が行われ、境内東側に道路が完成。山門のある北側に加え東側からも境内に入れるようになり、御利益があって目印にもなるものを長年探していたという。

 田村住職は「石を多くの人に見てもらい、何かに困った人たちの励みになればうれしい」と話した。

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